働く環境が見えるリファラルだからこそ、優秀なエンジニアの採用につながった――テクノプロ・デザイン社の採用ストーリー

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株式会社テクノプロ テクノプロ・デザイン社1997年の創業以来、機械系技術、電気・電子系技術の設計開発に特化し、ものづくりを支え続けているテクノプロ・デザイン社様。製造業を中心にAI、制御システム、機構・ハードウェア・ソフトウェアに関する設計開発に特化した総合技術ソリューションカンパニーです。
多様なエンジニアがさまざまなプロジェクトで活躍している同社では、価値ある技術を身に付け自己研鑽に励むことができる研修体制や、自己実現を支援する仕組みなど、社員が成長する組織作りを進めています。また、同じ志を持つより優秀な人材を仲間に加えるべく、リファラル採用も積極的に取り入れています。今回お話をお伺いしたのは、もともと同じ常駐先で働いていた相澤さんと庄子さんです。別々の会社に所属しながら、お互い一目置いていたというお二人。リファラル採用を通して同じ会社の仲間になるまでのストーリーや、現在お二人で目指している目標などについてお話しいただきました。

【紹介した社員】
相澤 愼太郎さん(右)
テクノプロ・デザイン社 仙台支店 メンバー

2012年4月に新卒で入社。無線LANの検証業務や、カーナビの評価検証業務など、さまざまなプロジェクトに携わってきた。現在はエンジンECU(エンジン・コントロール・ユニット)の開発プロジェクトにて、開発のV字工程全般を担当している。

テクノプロ・デザイン社
従業員数: 約7,500名(2021年6月末現在)
事業概要:

機械、電気、電子、組込制御における研究開発分野や
商品開発分野への技術サービス

【入社した社員】
庄子 勇汰さん(左)
テクノプロ・デザイン社 仙台支店 メンバー

2021年4月に中途入社。前職ではエンジンECUの開発業務に携わっており、相澤さんと同じ現場で教育も担当していた。テクノプロ・デザイン社に入社後も、エンジンECU開発プロジェクトで制御を担当している。

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リファラル採用導入・運用事例
『IT・SI 業界編』

エンジンECU開発プロジェクトの中で、一目置く存在。だからこそ、紹介したいと考えた

相澤 愼太郎様

まずは、お二人のつながりを教えてください。

相澤さん:
私は、当時、仙台支店でグループリーダーを任されていました。そのとき配属になったお客さま先のプロジェクトに、当時別の会社に勤めていた庄子さんも配属されていたのです。そこで庄子さんに困ったことを相談しているなかで、話す機会が増えていきました。庄子さんの第一印象は、真面目でアグレッシブ。年齢の割にしっかりしていて、好印象でした。

庄子さん:
相澤さんは、面白くて気さくで、話しやすい人だなという第一印象でした。そして一緒に働くうちに、信頼できる人だと感じるようになりました。自分よりも年上でキャリアもあり、尊敬できる人です。

お互いに一目置く存在だったのですね。今回、どういうきっかけで庄子さんに自社を紹介したのでしょうか?

相澤さん:
会社や仕事の話をしているうちに、庄子さんから「テクノプロ・デザイン社ってどういう会社ですか?」と聞かれたんです。そこで、会社の説明をしたことがきっかけですね。

庄子さん:
当時働いていた技術派遣の会社には、特段大きな問題はなかったものの、キャリアアップの制度に少し不満がありました。相澤さんと話しているなかでテクノプロ・デザイン社の方が私に向いていると思い、より詳しく会社のことを聞かせてもらいました。

会社のことを話した後、実際にリファラル採用制度を活用して、庄子さんを推薦しようと思った理由を聞かせてください。

相澤さん:
庄子さんはスキルがとても高く、プロジェクトのなかで教育を担っていらっしゃるほどです。そういう人が当社に入社してくれたら、会社の成長にもつながり、社内のメンバーにも良い刺激を与えることができると思いました。また、庄子さん自身のキャリアの悩みも聞くうちに、テクノプロ・デザイン社のほうが庄子さんにはよりマッチしているのではないかと考えたからです。

会社を紹介する上で、どのようなところを特にお勧めしましたか?

相澤さん:
庄子さんは前職のキャリアアップ制度に不満があったということだったので、当社はエンジニアの評価制度がしっかりと整備されており、自分の頑張り次第でどこまでも昇進できるという話をしました。実際に、私は20代前半のころからプロジェクトリードを任されるなどチャンスをたくさんもらえましたし、頑張りは給与にも反映されていました。

相手の会社の話を聞くうちに、「この会社で働きたい」と転職を考えるようになった

庄子 勇汰様

相澤さんに紹介を受けた時、庄子さんは転職活動をしていましたか?

庄子さん:
特にしていませんでした。先ほど話したような不満は少しあったものの、それほど大きい問題ではなかったため、転職をするつもりもなかったです。しかし、相澤さんからテクノプロ・デザイン社の話を聞くうちにどんどん魅力を感じるようになり、そこで初めて転職を考えました。

どのようなところに魅力を感じたのですか?

庄子さん:
エンジニアに対するサポートが豊富なことです。研修制度もバラエティに富んでいます。前職では外部研修を受ける際の費用は自己負担でしたが、テクノプロ・デザイン社は申請すれば会社から全額補助があるなど、向上心さえあれば学ぶ機会がたくさん提供されることが魅力的でした。
また、前職はプロジェクトに同じ会社の人が数名いたとしても、あまり横のつながりはありませんでした。しかしテクノプロ・デザイン社の場合は技術部の組織が確立されており、チームワークも良いです。そうした人とのつながりも築けそうだと感じました。

転職活動で、テクノプロ・デザイン社以外の会社を受けましたか?

庄子さん:
いいえ、受けていません。他の会社を見てみようという気持ちになりませんでした。相澤さんが勧めてくれるのだから、きっと良い会社だろうと思っていました。それに一般的な求人広告などではわからない、リアルな情報を聞くことができたので、他の会社を見る必要はないと考えました。

同じ会社の仲間として一緒に働けるようになったことが、一番の収穫

紹介を受けて選考に進む時、庄子さんは相澤さんにどのようなことを聞きましたか。

庄子さん:
教育・研修制度などサポート制度のほかに、相澤さんの年収や残業時間など、一般的な求人ではなかなか聞きにくいことも、詳しく聞いていました。

最終的に、庄子さんがテクノプロ・デザイン社に入社を決めた理由を教えてください。

庄子さん:
まずは、先ほどお話しした教育や研修などサポートがしっかりしていること。そして、人の良さです。相澤さんをはじめ、支店長など選考で会う人もみんな良い人だと感じました。やはり、働くなかで人の魅力は大切なので、大きな決め手になりましたね。

実際に、入社してみてどう感じていますか?

庄子さん:
ギャップはまったくありません。相澤さんも変わらず気さくに接してくれて、入社後も仲良くさせてもらっています。リファラル採用につなげるために近づいたわけではなかったんだと、安心しました(笑)。

相澤さん:
同じ会社の仲間として一緒に働くことができるようになり、本当によかったと思っています。そして一緒に働くからには、共に今のプロジェクトをさらに拡大させていきたいですね。

リファラル採用だからこそ、どういう人が働いているのかしっかり知ったうえで選考に進める

開発の様子

お二人に改めてお伺いしたいのですが、リファラル採用活動を通じて、良かったことや気をつけていたことはありますか?

相澤さん:
まず、庄子さんのように人柄も良く、現場経験もスキルも十分にあり、さらには教育もできる人と一緒に働きたいと思っていたので、それが実現したことは本当に良かったです。当社の若手メンバーにとっても、長年このプロジェクトに関わる庄子さんのスキルを吸収できる良い機会になったと思います。

庄子さん:
求人広告経由など通常の転職方法だと、その会社でどういう人が働いているのか、なかなか見ることができません。その点、今回は相澤さんという現場で一緒に働いている人からの紹介ですし、どんな会社なのか事前に聞くことができるため、良かったと思います。面談や選考も、とてもスムーズでした。

今後リファラル採用活動をするなら、どのような人を紹介したいですか?

相澤さん:
性格面では、前向きな方が良いですね。私たちはさまざまな現場に派遣されるため、お客さまの特性に合わせて対応する必要があります。そのため、どんな環境にも適応できる方が向いていると思います。スキル面は、後から身に付けられるのであまり気にしていません。技術というよりは、コミュニケーションの方が重要視されます。お客さまのところで実際に業務をしていかなければ、技術はなかなか身に付きません。それにお客さま独自のスキルもあるため、技術そのものを身に付けているというよりは、新しい技術を吸収する力を持っている人の方がいいと思います。

庄子さん:
積極的に動けるアクティブな方であれば、どんどん昇格ができる環境なので、ぜひお勧めしたいです。スキル面では相澤さんと同じで、お客さまとコミュニケーションを取ることに前向きな人ですね。とはいえ、現場で働くなかで、できるようになってくると思います。技術面も研修が充実しているため、誰にでも紹介しやすいはずです。

最後に、これからの目標や夢を教えてください。

相澤さん:
まず今のお客さまのところで、請負のプロジェクトをひとつ立ち上げたいというのが、庄子さんと一緒に目指している夢です。そしてその請負を拡大していくなかで、自分自身のキャリアとして開発センターなどで管理職も目指したいと思っています。

庄子さん:
相澤さんと一緒に請負化するという目標のためには、私自身スキルアップの必要があると考えています。プロジェクトに誰が入ってきてもサポートできるような体制を構築すべく、スキルを磨けるところまで磨き上げたいですね。そして、専門的なスキルを身に付けながら、管理職など新たなステージにもチャレンジして、ステップアップしていきたいと思っています。

編集後記

お互いのスキルや人柄を認め合い、信頼し合っていることが伝わるインタビューでした。優秀なエンジニアは引く手あまたで採用競争は激化していますが、一緒に働く仲間や働き方がリアルにみえるリファラル採用は、こうした難易度の高い職種の採用に有効だと考えられます。相澤さんと庄子さんも、別々の会社で働いている時から会社や仕事について本音で話をしていたからこそ、いま同じ会社で同じ夢を抱いて仕事に打ち込めるのだと思います。

リファラル採用で優秀な仲間を増やしていきたいという方は、ぜひMyReferにお問合せください。

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