リファラル採用人事カンファレンス『OurRefer』 開催レポート

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こんにちは!MyReferの三加です!
今回は、MyReferが主催で、ユーザーの皆様、その他人事の皆様を集め、『リファラル採用の取り組む人事担当者だけが集まるクローズドカンファレンス~OurRefer~』を開催いたしましたので、レポート形式でお届けします!

リファラル採用に力を入れている企業の横の繋がりを創りたい

思い返せばMyReferをリリースしたのは2015年9月。
当時、リファラル採用は日本でほとんど浸透しておらず、人事界隈でも待ち型の社員紹介として制度のみを置いている企業様が大半でした。
そんな中でサービス展開をしていくことは簡単な道のりではありませんでした。しかし、今や状況が変わってきました。
3年たった今では、リファラル採用は確実に広まり、その有用性も知られてきており、色々なメディアやセミナーで取り上げられるようになってきております。

ただ、認知が広まってきたとはいえ、他の企業がどのようにリファラル採用に取り組んでいるのかというリアルな声を聞きたいという経営者、人事担当者は多くいます。
そこで、MyReferでは、リファラル採用に力を入れている企業様の横の繋がりを活かした情報交換、ナレッジ蓄積もご支援させていただくために、『リファラル採用の取り組む人事担当者だけが集まるクローズドカンファレンス~OurRefer~』を開催いたしました。

リファラル採用を成功させるためのメソッドと成功企業の生の声を共有

今回が初めての開催となったリファラル採用人事カンファレンス『OurRefer』ですが、開催場所の収容人数ギリギリの25社42名の人事担当者にご参加いただきました。
参加希望が多くて会場の都合でご参加いただけなかった方も出るほどの状況、かつ、当日キャンセルは0名の参加率100%という結果。さらに、開始前に席に着くなり同じテーブルの参加者同士で自己紹介を実施と、リファラル採用に取り組む人事の方々が如何に熱意をもって採用に取り組んでいて、如何につながりを求めていたかというのをひしひしと感じました。

◆参加者一覧

  • 社員数3万名を超える大手メーカー企業の人事担当者様
  • 社員数5,000名のアパレル企業の人事担当者様
  • アルバイト含めて4,000名以上の飲食店の人事担当者様
  • 社員数3,000名の人材サービス企業の人事担当者様
  • 社員数300名のITベンチャー企業の人事担当様
  • 社員数200名の建設業界の人事担当者様
  • 他19社

と、多業種・多規模の企業の人事担当者にお集まりいただき、ナレッジ交換させていただきました。
(MyReferをご利用いただくと定期的にご参加いただくことが出来ます!)

第一部:リファラル採用のトレンドと成功させるためのメソッド

MyRefer鈴木貴史登壇

第一部では株式会社MyRefer CEOの鈴木貴史から『リファラル採用のトレンドと成功させるためのメソッド』をお話させて頂きました。
リファラル採用のトレンドとして、以下のことをお伝えさせて頂きました。

  • 日本の採用市場における領域別のHRテックのトレンド
  • 採用市場が『待ち』から『攻め』へ、『攻め』から『戦略』へのシフトが起きていること
  • 戦略的な自社採用を実現するための採用チャネルに投資が拡大していること
  • 日本でリファラル採用を実施している企業・準備中の企業が3年間で53%増加して73%になったこと

また、リファラル採用のメソッドとして、「認知」「動機付け」「行動」の3ステップを設計することが重要であることをお伝えさせて頂きました。
参加者の人事担当者には、自社が「認知」「動機づけ」「行動」の3ステップでどのような取り組みをしているのかをワークシートにご記入していただきました。

自社のリファラル採用のアクション整理シート

その後、ご記入していただいたワークシートと同じフォーマットに沿って各成功企業の事例を発表していただき、自社の取り組みと成功企業の取り組みの違いを明らかにした上で、持ち帰ることが出来るナレッジを明確化してもらいました。
さらに、交流会の時間では、業界や規模・募集職種など様々な異なる点はあるものの、このワークシートをもとにお互いの会社の取り組みを共有して頂くことで、リファラル採用という共通言語を持って活発に意見交換をして頂くことが出来ました!

各社ワークシートをもとに意見交換をする様子

リファラル採用を成功させるための3つのメソッドの詳細を知りたい方は『リファラル採用の教科書』にまとめさせて頂いているので、ぜひダウンロードして読んで頂けたらと思います。

『リファラル採用の教科書』のダウンロードはこちら

第二部:リファラル採用の成功企業のご登壇1

【成功企業のご登壇①】 株式会社モスストアカンパニー
講演者: 取締役 総合サポート部 部長:田口 学俊氏

第二部ではリファラル採用に取り組んで成功している株式会社モスストアカンパニーと株式会社オプトにご登壇いただき、成功ナレッジの共有をして頂きました。
ご登壇頂いた内容の一部をピックアップしてご紹介させて頂きます。

最初にご登壇頂いたのは、株式会社モスストアカンパニーの取締役 総合サポート部 部長の田口学俊様です。
株式会社モスストアカンパニーは、全国207店舗のモスバーガーの運営を行っている企業であり、約1年前からアルバイト・新卒・中途のすべての採用領域における採用強化のためにリファラル採用制度「リファモス(Refer Mos)」を展開しています。

【認知】全社会議で社員に対してリファラル採用の意義を説明して協力を依頼

まずはリファラル採用のスタートラインであり、もっとも重要とも言える認知のフェーズ。
店長以上の社員が集まる全社会議の場で、今までの採用手法だけでは採用ができなくなる“採用ゼロ時代”が近づいていることをデータに基づき説明し、これからリファラル採用に注力していくと宣言しました。

リファラル採用を進める上で、上から押し付けるのではなく、現場に必要性を理解してもらわなければリファラル採用は根付かないという想いが強かったので、「現場の知恵と人脈を貸してほしい」「どこに優秀な社員候補がいるか私たちにはわからない。みなさんから教えてほしい。」と丁寧にお願いをしました。
その後も、店長研修の度にリファラル採用の話をし、アプリの登録を呼びかけ続けました。

「リファモス(Refer Mos)」という名称を考えたのもその頃で、本社の広報室に依頼してプレスリリースも発信してもらいました。
制度があっても現場に浸透していないと意味がない。そう想い、粘り強く社内の認知に取り組みました。

【動機付け】目的を共有した上で、感謝金やプレゼントキャンペーンを実施

次に動機付けのフェーズ。
モスストアカンパニーでは、リファラル採用におけるインセンティブ制度として新卒・中途社員の紹介者と採用された方のそれぞれに5万円、キャスト採用の場合は紹介者と採用された方のそれぞれに1万円を支給しています。
紹介のお礼として社員やキャストに支給させて頂いているので「リファモス感謝金」と名付けました。
その他にも、キャストの方々のMyReferへの登録数や友人への紹介数を増やすために期間限定のプレゼントキャンペーンを実施して、10代〜20代のキャストが楽しみながらリファモスに参加してもらえる仕組みづくりも行いました。
また、ただ「友人を紹介して欲しい」と依頼をし続けても飽きられてしまうと思ったので、「MyReferへのリクルーター登録が200人突破しました!」、「初のリファモス感謝金の支給がありました!」等、多面的な角度から情報発信を行い、動機付けを繰り返し行いました。

【行動】10代~20代の若者が直感的にわかるリーフレットを全店舗に配布

行動のフェーズで意識したのは、10代〜20代の若者が直感で理解しやすいチラシを全店舗に配布することでした。
MyReferは登録してしまえば使いやすいツールなので、SNSに慣れている10代〜20代のキャストにマッチすると思ってはいたのですが、できるだけMyReferに登録するところで躓く可能性を減らすために、若者が直感的にわかりやすいリーフレットを準備して配布しました。
チラシを見ればリファモスの制度が分かり、QRコードを読み込んだら、そのまま何の苦もなくMyReferを使えることが大切だと思って工夫を凝らしました。

キャストがほとんど辞めない、という驚きの成果

リファラル採用に取り組み始めた結果として、1年3ヶ月という期間でキャストは約240名を採用、さらに中途入社者は9名、新卒入社者も3名が決定しています。
さらに、キャストに関しては、3月末という年度の節目に辞めた人を除けば、約240名の採用から1名も辞めていないという驚くべき定着率になっています。
採用数・定着率ともに順調に成果を出すことが出来ているので、今後もさらにリファラル採用を加速できるように様々な取り組みをしていこうと思っています。

第二部:リファラル採用の成功企業のご登壇2

株式会社オプト様

【成功企業のご登壇②】株式会社オプト
講演者: 人事戦略部 部長 髙部 賢一氏

次のご登壇して頂いたのは、株式会社オプトの人事戦略部 部長の髙部賢一氏です。
株式会社オプトは、大手インターネット広告代理店としてデジタルを軸にマーケティング事業を展開しています。約1年4か月前から正社員の中途採用におけるダイレクトリクルーティングを強化するためにリファラル採用に取り組んでいます。

オプトのリファラル採用はベトナムでの衝撃から始まった

もともと私は人事畑の出身ではなく、人事戦略部の部長になる前はインターネット広告のオペレーション部隊の拠点立ち上げの責任者を務めていました。
ベトナムで拠点を立ち上げた際に、現地の人材を採用するために知り合いの企業に相談したところ「友人紹介で採用のが一番良い。友人紹介でどれだけ人材を集めることが出来るかで、組織の強さが変わってくる。」と皆から口を揃えたように同じアドバイスをもらいました。
これは新しい発想だと衝撃を受けました。
そして、2年前に人事戦略部の部長に就任して、組織を強くしていくために2017年度からリファラル採用への注力を開始しました。

【行動】10代~20代の若者が直感的にわかるチラシを全店舗に配布

認知フェーズで取り組んだのは、地道な広報活動です。
最初は、部門ごとの会議に出席してリファラル採用の説明を行い、社員にはその場でMyReferのアプリをダウンロードしてもらいました。全社会議でもMyReferへの登録状況や採用情報を共有し、MyReferに登録していない人にはその場で登録をしてもらうように声掛けを行いました。
また、認知が拡がるまでは週1回くらいのペースでMyReferからメール配信して、MyReferへの登録および紹介促進の声掛けを行っていました。

また、中途入社した社員に対しては、入社後の研修でMyReferへの登録を促しました。
中途入社の社員は、転職をしたことで周りの友人と転職の話題が出やすかったり、前職の繋がりで紹介できる知り合いが多かったりするので、リファラル採用を活性化させてくれる可能性があると感じたので、敢えて入社時の登録を徹底しました。
ただ、入社後すぐに紹介をしてもらうというよりも、入社して自分の業務に慣れた3か月後くらいに紹介をしてもらうことが多かったので、入社3か月後に人事面談を行って、改めて紹介の依頼を行いました。

【動機付け・行動】「友人じゃなくてもいい」、紹介の心理的ハードルを出来るだけ下げたい

動機づけ・行動のフェーズでは、紹介する際の心理的なハードルを下げるために『カジュアル面談』を取り入れました。弊社に興味を持ってくれた方が選考に応募する前の段階で、弊社のことを知ってもらうためのカジュアルな面談を実施するという仕組みです。これに関しては、私が面談担当をしています。
「友人でなくても、ちょっとした知り合いでもいい」「選考に進む意思がなくてもいい」など、とにかく心理的なハードルを下げることを重視して、弊社にちょっとでも興味ありそうな知り合いがいたら『カジュアル面談』に案内してほしいと伝えました。
カジュアル面談には、「3人の子どものパパ」「土日はサッカーコーチ」など私自身のプライベートなプロフィールも記載し、ビジネス色をできるだけ払拭するようにしています。

また、リファラル採用をはじめる前に社内で調査をしてみたところ、「紹介をして選考を受けてもらったのに不合格になった場合に気まずいので紹介しづらい」という声もありました。
これに対しては、『カジュアル面談』を選考前にはさむことで「社員ー友人」の関係ではなく、「私―友人」の関係を構築した上で、私から「選考に応募するかどうか」を案内するというフローを整備しました。

決定率が通常の2倍以上、普通では出会えない優秀な人材とも出会える

リファラル採用に取り組み始めて1年4か月以上が経ちましたが、一番驚いているのは採用決定率の高さです。
通常の採用手法に比べて、応募から採用決定に至る割合が2倍以上高いというデータが出ています。やはり現場を理解している社員からの声掛けで応募が来るからこそマッチング率が高いのだと思います。

また、別の視点で面白いのは、従来であれば書類選考で落ちていたかもしれない優秀な人材とも出会うことが出来て、採用できているということです。
カジュアル面談を設けて、紹介の場合は必ずお会いするというフローにしているので、“書類だけを見ると不合格にする可能性が高いものの、実は一芸を持っていて弊社にマッチする人材”と出会うことが出来ています。社員の推薦によるリファラル採用だからこそ出会える人材ともいえるのかと思います。

今後もリファラル採用を促進して、弊社の中途採用の全体割合の30%以上にまで増やしていきたいと思っています。

第三部:リファラル採用人事 交流会

第三部ではリファラル採用に取り組む人事担当者同士のつながりを創るために、ささやかながら食事と飲み物もご用意させて頂き、交流会を開催させて頂きました。

交流会が始まると、「リファラル採用に取り組み始めてどのくらいか?」というような話から会話が始まり、各企業が抱える課題や取り組んでいる施策に話が拡がり、「MyReferのダッシュボードで表示される『参加率』や『紹介率』はどのくらいか?」や「どのような機能を上手く使っているのか?」までリファラル採用という共通テーマを軸に話題が絶えない様子で盛り上がりました。

リファラル採用人事交流会の様子1
リファラル採用人事交流会の様子2

◆OurRefer参加者の声

  • 同じテーブルの方々と成功事例の共有だけではなく、リファラル促進に関する悩みの共有ができたことも非常に貴重な時間でした。
  • 講演と成功企業の登壇を聞いて、とにかくもっと自分たちも動かないと始まらないとわかりました。逆に動けば成功する可能性があると感じたので、さっそく明日から未促進だった部署に展開をしてみようと思います。
  • 同じ課題感をもっている人事の方とつながれたのは本当に良かった。リファラル採用の成功法がまだまだ明確になってない中で、相談できる知り合いが出来たのは大きい。
  • 参加して刺激を受けたので、リファラル採用活性化を決意して、MyReferに未登録だった社員ひとりひとりに直接声掛けをして、MyReferへの登録率96%を越えました!

“つながり”の創出をさらに加速させる企画を準備中!

今回が初開催だった『OurRefer』ですが、今後も継続的に実施して、さらなる「つながり」を創っていきたいと考えています。
現状では2か月に1回程度のペースで今回のようなリファラル採用人事カンファレンスを開催していくつもりで、既に第2回の実施計画も開始していますのでご期待ください!

また、今回参加いただいた人事担当者の方から頂いたニーズで「業界や規模感が近い企業同士の密な交流機会も欲しい」や「MyReferの活用法を皆で勉強する会もやって欲しい」というお声を頂いたので、今後は分科会や勉強会のようなものを企画していく予定です!

さらに、リファラル採用に取り組む企業のGoodCaseを競い合うコンテスト形式の企画や、MyReferをご利用頂いている企業の人事担当者だけでなく、紹介を行っている側の社員(リクルーター)やリファラル採用により入社した方を集めたリファラル採用に特化したつながりの交流会も企画していこうと考えています。

今後も様々な展開を考えておりますので、ご興味のある方はぜひともMyReferのご導入もご検討ください。

また、MyReferでは以下のようなお悩みをお持ちの企業様向けにリファラル採用スタートアップセミナーも随時開催しております。

  • リファラル採用とは何か、始めるためにはどうすればよいのかわからない
  • 社員紹介制度を実施しているが、どのように促進したらよいかわからない
  • リファラル採用が成功している企業はどんな取り組みをしているのかを知りたい

セミナー内ではリファラル採用の成功のための3つのステップに関してもご説明させて頂いておりますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

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