採用マーケティングがカギ!企業が求める人材を確保する方法とは

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目次

  • 採用マーケティングとは?
  • 採用マーケティングが注目されている理由
  • 採用マーケティングを行うステップ
  • 採用マーケティングのターゲット
  • 採用マーケティングを成功させるポイント
  • 採用マーケティングを成功させる有効的な方法
  • 採用マーケティングを推進できるツール、MyTalent
  • 採用マーケティングは今後の採用活動に不可欠

どの企業も優秀な人材を確保したいために、現在の採用市場の競争は激化しています。そこで優秀な人材採用の手段として注目を集めているのが「採用マーケティング」です。消費者マーケティングの考え方を活かして採用活動を行えば、企業が求める優秀な人材を確保しやすくなります。
そこで今回は、採用マーケティングの概要をはじめ、注目されている理由や実行するうえで欠かせない工程などについてご紹介します。

採用マーケティングとは?

採用マーケティングとは、採用活動にマーケティングの考えを取り入れた考え方です。
採用マーケティングは既存の「応募」「選考」「内定、決定」「入社」の一過性の採用プロセスから脱却し、企業の採用プロセスをマーケティングに近しい視点で捉え、応募前の「認知」「興味」「ファン化」を促進させる活動から入社後の「定着」「活躍」「異動」「退職」に至るまでをフォローしていく持続可能性のある採用活動をいいます。

採用マーケティングが注目されている理由

採用マーケティングが注目されている理由に、日本が直面している労働人口減少の問題があります。
日本の総人口は、2064年には9000万人を切ると想定されており、今後長期の人口減少過程に突入することが予想されています。今後企業はより労働力確保が課題となりうるでしょう。

これまで主流となっていた採用活動は、転職顕在層と呼ばれるすでに転職活動を行っている人物に向けて情報を届け、興味関心を惹きつけ、応募を獲得するというものでした。しかし現在は、労働人口減少による採用競争激化の影響から、転職顕在層だけではなく転職潜在層へ長期的にアプローチをかけ、労働力を確保する必要があります。
採用した人材の定着、退職者へのアプローチ、再雇用も視野に入れた仕組み作りなど、新たな採用手法に取り組む必要もあることから、採用マーケティングが重要視されているのです。

出典:第1節 1 (2)将来推計人口でみる50年後の日本 図1-1-3 年齢区分別将来人口推計データ第1章(内閣府)より作成
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2013/zenbun/s1_1_1_02.html

採用マーケティングを行うステップ

採用マーケティングは採用前だけに限らず、退職後まで持続可能で有効な関係を持つことです。実際に採用マーケティングを行う際の工程を、ファネルに当てはめて考えてみましょう。

採用マーケティングの工程は細かく分類すると20ものフェーズに分かれます。
これらを大きく分類すると「入社前の社外の候補者」「入社後の社内社員」そして「退職後の元社員」の3つのグループに分かれます。

採用マーケティングのターゲット

採用マーケティングでは、どのようなターゲットを狙えばいいのでしょうか?
上記で述べた、社内外双方の「ファン創り」に当てはめてターゲットを考えてみましょう。

対社内

①自社の社員
対社内の一つ目は、自社の社員です。採用マーケティングでは自社の社員もそのターゲットに含まれます。社員に自社のファンになってもらうための社内広報(インターナルコミュニケーション)や社員が最もパフォーマンスを発揮できるポジションに配置するためにコミュニケーションを行なっていく必要があります。
採用においては、自社の社員がファン化することによって、友人や知人といった採用候補者に対して自社の魅力を生々しく伝えることができ、候補者に対して効果的にアプローチすることができるでしょう。
このように社外の採用候補者だけでなく、社内もメンバーも採用マーケティングのターゲットとなります。

対社外

①転職顕在層
一つ目は、転職顕在層です。 転職顕在層とは、主に転職を検討し、転職活動に取り組んでいる人材を指します。彼らは転職メディアをはじめ、転職エージェントやハローワークなど、さまざまな転職支援サービスを利用することが考えられます。

②転職潜在層
二つ目は、転職潜在層です。転職潜在層とは、転職の意欲はあるものの転職活動を行っていない人物のことをいいます。

経済産業省が行った「転職に関心があるが未経験」の人を対象に行った調査によると、「転職を意識したことはあるが、特に転職に向けた活動は行っていない」「転職に向けて応募や面接等を行っていた(行っている)が、転職できていない」などの潜在層が全体の23.2%を占めていることがわかりました。

また、LinkedInの調査では、

  • ユーザーの約80%は、転職潜在層である
  • ユーザーの70%は口コミや、SNSにより転職活動の情報収集をしている
  • 転職者はリクルーターからの声がけを待っており、63%のユーザーがリクルーターから声がかかることを嬉しく思っている

という結果が出ており、多くの人がこの「転職潜在層」に該当しており、友人・知人などの声掛けやアプローチによって顕在化する可能性もあると考えられます。
参照:人材像WG参考資料集

③過去不採用になった応募者、内定辞退者
採用マーケティングでは選考途中で不採用になった方や内定を辞退された方も、時期が変わることでスキルマッチができたり、意向醸成が可能になったりするケースが想定できるため、採用候補に挙がります。こういった方々との繋がりを資源として維持して採用に活かすことは、各企業において激化する採用活動を成功させるために必要です。
なお、このように自社の選考候補になりうる、退職者、過去不採用になった応募者、内定辞退者のデータを蓄え、採用に活用することで、効率的な採用が可能となります。

④退職者(アルムナイ)
アルムナイは「卒業生」や「同窓生」という意味の言葉で、採用マーケティングにおいては退職者を指す言葉として使われます。一度退職した元社員とのつながりを保ち、再雇用する仕組みがアルムナイ採用です。
元社員を再雇用するアルムナイ採用を活用することで、すでに自社の文化を知っており、かつスキルの高い人材を採用できます。さらに、一度自社を離れたことで他社の知識やノウハウを身につけている人材を採用できるということもメリットです。

採用マーケティングを成功させるポイント

①「社内」のファンを作る

一つ目は、社内のファンを作ることです。自社の社員は会社と最も近しい存在で、社員が発信する情報はリアリティがあり正しく自社の価値や魅力が伝わりやすいため、採用マーケティングには効果的です。

社内のファンを創るためには社内広報(インターナルコミュニケーション)が重要であるといえます。例えば、

  • 企業理念やビジョンなどの理解促進・浸透を図る
  • 部署間、社員間の相互理解を促進する
  • 最新の経営情報を共有する
  • 社内コミュニケーションを活性化する
  • 会社の文化、風土を醸成する
  • 倫理観やコンプライアンスなどのマインドを醸成する

といった内容は、従業員エンゲージメントを向上させるのに寄与するので、企業のファンを創造することができます。

②「社外」のファンを作る

二つ目は、社外のファンを作ることです。
社外のファンを作るためには、それぞれのターゲットによってアプローチ方法を変更することがいいでしょう。

(1)転職顕在層
転職顕在層は既に転職を考えている人たちなので、企業の運用するSNSやWebメディアなどでの情報発信に加えて、web広告や記事を掲載するなどの広報活動によるアプローチが効果的です。発信する情報や広告の内容を採用ターゲット寄りにして、自社への応募の意向を醸成するため距離を縮めましょう。

(2)転職潜在層
自社の存在を認知してもらう、転職意向を醸成するようなコンテンツでコミュニケーションを行ないましょう。単純な求人情報のみでなく、ニュースレターを多様な角度から配信することがおすすめです。
たとえば、自社のイベントの案内や社員インタビュー、会社独自の研修やセミナー情報、入社後のキャリアパスなどが効果的です。

(3)アルムナイ(退職者)
退職者は自社と他社の視点をあわせ持つ貴重な人材です。もし、自社に戻ってきてもらえれば活躍する可能性は高いですし、アルムナイの方が持つ情報は自社にとって有益なものです。
自社とつながり続けるために同窓会などのイベントを企画し、呼び込むなどが効果的です。

採用マーケティングを成功させる有効的な方法

採用マーケティングを成功させる有効的な方法の一つに、リファラル採用があります。
リファラル採用とは、自社社員の紹介や推薦といった自社リソースを使って人材を獲得する採用方法です。
自社で活躍する社員の紹介から採用に繋がるため、応募者は仕事内容や職場環境、人間関係について事前に情報を得ているだけでなく、自社の価値を知る社員から情報を受け取るため、正しく自社の価値を応募者に届けることができ、マッチング率・定着率の向上が期待できます。

採用マーケティングを推進できるツール、MyTalent

MyReferは人事負荷をかけず、候補者のタレントプールを推進するサービスを提供し、企業のタレント・アクイジションを成功に導くサポートを行っています。
効率的な採用マーケティングのための、「採用サイトに訪れる候補者の特定・スコア化」「ATSやCSVから候補者を一括登録・自動的に潜在タレントプールが増えていく仕組みつくり」「自社の興味スコアを自動計測し、スカウトデータベースを構築」などを可能にします。候補者のタレントプール構築、アプローチ、持続可能な仕組み化までを一気通貫で実現できるため、戦略的な採用マーケティングを実現するうえで役立てられます。

採用マーケティングは今後の採用活動に不可欠

採用マーケティングはこれからの採用活動を勝ち抜くにはなくてはならない戦略です。
社内外のファンを増やすことで将来の採用候補者の母数を増やし、優秀な人材を獲得しましょう。ぜひ一度MyReferにお問い合わせください。

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