アルバイト・新卒・中途すべての領域で展開するモスストアカンパニーの“リファモス”

  更新

モスストアカンパニー

モスストアカンパニーロゴ
株式会社モスストアカンパニー(株式会社モスフードサービスの100%子会社)
写真: 取締役 総合サポート部 部長:田口 学俊 氏(右)
総合サポート部 人事教育グループ 主任:櫻井 美優 氏(左)
従業員数: 正社員335名、キャスト(アルバイト)4,492名
事業概要:

ハンバーガー専門店「モスバーガー」他を全国で運営

今回は、モスグループの中核企業として、全国208店舗の「モスバーガー」の運営を行っている株式会社モスストアカンパニー様でのリファラル採用の事例をご紹介させて頂きます。
アルバイト・新卒・中途のすべての採用領域における採用強化のために開始した友人紹介制度「リファモス(Refer Mos)」の取り組み状況をお伺いしました。

友人紹介制度はあったが、現場の負荷が大きく促進・管理ができなかった

インタビュー風景1

まず、今までリファラル採用に関してどのような取り組みをしてきたか教えて頂けますか?

田口氏:
もともとキャスト※1さんが友人に自店舗の紹介をして採用するというリファラル採用の取り組み自体は実施しており、制度としても存在していました。
紹介をしてくださって採用に至った場合には、モスバーガーで利用することが出来るプリペイドカードを組織貢献へのインセンティブとして支給することで友人への紹介を依頼していました。
ただ制度としてはあったものの、人事から200店舗以上の現場での出来事を管理することが出来ないので、店長が「キャストさん」に紹介依頼を行い、採用に至った場合にはインセンティブ支給まで店舗が対応する仕組みになっておりました。

結果的に、現場の店長に負荷がかかる仕組みになってしまっており、店舗ごとのリファラル採用の実施度合いに大きな差が出ていました。また、人事が管理出来ていないが故に、実際には現場でどの程度の紹介活動が行われているか実績管理ができず、本社側で制度の浸透度合いも把握出来ていない状態でした。
インセンティブの支給漏れなども発生して、店長だけで管理を行うのには限界が来ており、制度として存在はするものの、やや機能不全の状態に陥っていました。

※1:アルバイト

“待ち”ではなく“攻め”の社内登用を活性化させるためにリファラル採用に注力を決定

インタビュー風景2

リファラル採用を本格的に取り組もうと考えたのはなぜですか?

田口氏:
現在の採用市場と自社の採用状況を冷静に分析すると、有効求人倍率がどんどん高くなっていく反面、生産年齢人口が減少の一途を辿っている現状から、圧倒的な採用難の時代に突入していくと想定していました。
実際に、新卒採用では前年に比べてエントリー数が半減するという状況に直面しておりました。
そのような状況下で、従来の採用手法だけを実施していては手詰まりになるのは目に見えて明らかなので、新しい採用手法を取り込む必要があると模索をしていました。

そんな中で昨年の採用実績を見てみると、正社員採用の6割以上がモスバーガーのキャスト経験者であるという事実がありました。
モスバーガーで働いている社員やキャストさんは、強烈にモスバーガーで働くことが好きでやってくださっている人が多く、3年以上継続してキャストさんとして働いている方も多く存在します。
これらの社員やキャストさんに本気でリファラル採用の促進を行えば、社員からはキャストさんの社員登用に向けたスカウトが実施され、キャストさんからは友人への声掛けが実施され、キャスト・新卒・中途のすべての領域で採用を強化する解決策になるのではないかと考え、本格的にリファラル採用に取り組むことを決断しました。

ただし、現場は店舗の運営で多忙であり、制度の管理や紹介の声掛けをする余裕が無いという課題は変わらないので、『いかに店長や現場社員やキャストさんの手間にならない形でリファラル採用に取り組むことが出来るか』が重要でした。
そこで、リファラル採用を促進するためのサービスとしてMyReferに注目しました。
スマホアプリの利用によって、簡単に友人に紹介を行うことができるという点と、Web上でのインセンティブ管理が出来るという点に魅力を感じ、MyReferの導入を決めました。

リファラル採用制度“リファモス”と命名してキャスト・新卒・中途の全領域で促進

インタビュー3

リファラル採用を本格的に開始するためにどのようなことをされましたか?

田口氏:
最初に、本格的にリファラル採用に取り組むことを社内的にも社外的にも周知してしまうために、リファラル採用制度を『リファモス』と命名して、中途採用・キャスト採用・新卒採用の順番でリファラル採用の取り組みを順次展開していくことを、株式会社モスフードサービスから昨年4月にプレスリリースしてもらいました。
これにより、社内にも社外にも、当社がリファラル採用を本格化していくということを認知してもらうきっかけ作りに成功しました。

次にまず、リファモス-中途(中途採用)の強化のために、現在働いて下さっているキャストの方々の社員登用を進める施策を開始しました。
当社では、3年以上継続して働いているキャストの方々が多く、その中には社員になれば即戦力として活躍できる優秀な人材が多くいます。しかし、現状は人事と現場の情報共有にはバラツキがあり、人事は優秀なキャストさんがどの店舗の誰なのかほとんど分からない状況でした。そして、やはり現場の優秀なキャストさんのことは現場の社員が一番知っているので、現場社員からダイレクトに声掛けをしてもらう必要があると考えました。

ですので、店舗ごとにMyReferの浸透を図るために、現場社員が集まる事業方針説明会で圧倒的な採用難時代であり、会社としての成長を継続するためにリファラル採用が重要である』という、リファモスに取り組む背景と意図をしっかり説明しました。
もちろん、一度説明をしただけでは浸透しないので、社員研修など現場社員との直接の接点がある際には、リファラル採用に取り組む目的を何度も説明して、MyReferのアプリをダウンロードして紹介活動を行ってもらえるように地道な声掛けをしていきました。
その結果、徐々にMyReferアプリの登録数を増していくことに成功しました。

その後、昨年7月に現場社員への浸透が進んだ段階で、リファモス-キャスト(アルバイト紹介採用)の促進のために、店長からキャストの方々向けにMyReferアプリの登録を促してもらうように依頼を開始しました。

開始3か月で40名以上のキャストの採用が決定!

インタビュー4

リファラル採用に本格的に取り組み始めた結果、どのような成果が出ていますか?

櫻井氏:
リファモス-中途では、現場からの紹介で、活躍している優秀なキャストさんから応募をして頂くことに成功しております。実際に選考も進めており、既に応募して頂いた中から採用決定している方が5名いる状況です。

またリファモス-キャストでも、現場のキャストさんから友人への紹介の声掛けが積極的に進み、月に十数名の応募を得ることが出来ています。現場を良く知り、モスバーガーで働くことが好きなキャストさんからの紹介で応募してきてくれる方々なので、非常にマッチング率は高く、応募の9割弱は採用決定するという高い決定率になっています。

新卒採用に関しては動き出したばかりではありますが、同様の成果を期待して数値を観測していく予定です。

定性的な成果としてはどのようなものが出ていると感じていますか?

櫻井氏:
定性的な面で驚いたのは、高校生のキャストの方々も、紹介した友人に対する推薦のコメントをしっかりと記載して提出してくれるということです。
自分の店やモスバーガーで働くことが好きなキャストの方々が、自分の店を良くすることや、自分の友人と一緒に楽しく働くことを考えて、紹介してくれていると実感しました。

また、人事から現場が見えるようになってきているということも大きな変化だと感じています。
MyReferの分析機能により、どこの店舗の誰が、どれだけ紹介をしてくれていて、どんな人が応募してきてくれているのかが分かるようになりました。
現場の動きや反応が見て分かることで、人事から適切なコミュニケーションが取れるようになりました。状況を見つつ、MyReferのお知らせ機能を使って、現在のリファラル経由での応募が何件あり、その結果、採用決定がどれだけ出ているかなどの情報発信と共有を行うなどが出来ています。

また、MyReferのランキング機能により、社内の誰がどれだけ頑張っているかも社員同士でわかるようになり、皆で称賛しあいつつ、楽しみながらリファラル採用に取り組むことが出来ていると思います。
そういう意味で、人事と現場が繋がり、“全社で採用を行う”という流れが徐々に出来始めていると感じています。採用媒体の媒体力や世間的な業界の人気不人気に左右されるのではなく、「社員とキャストさんの人脈」と「おせっかい力」による採用を行っていくためのノウハウが蓄積出来ている手ごたえもあります。

リファラルの連鎖による自社採用力の強化を

インタビュー5

今後のリファラル採用の目標を教えてください。

田口氏:
手ごたえを感じているものの、まだまだ浸透段階だとは思っています。今後は全社員・全キャストさんにリファラル採用を日常の出来事として認知してもらうことを目指していきたいです。
その為に、まずリクルーターを楽しく増やすキャンペーンも準備しています。
採用を“自分ごと”として捉えてもらえる状態を目指し、全社で採用に取り組んでいく状態にしていきたいと考えています。
そしてその先には、リファラル採用で入社した社員やリファラル採用で働き始めたキャストさんが、自店舗のことや、モスバーガーで働くことを好きになり、自分の友人にリファラルの声掛けをするという連鎖を生み出していきたいです。

櫻井氏:
皆がリファラルをするのが当たり前になれば、自社の採用力は強固なものになると思います。
直近の目標としては、新卒採用でもリファラル採用による成果を出していきたいと考えています。
学生時代に優秀なキャストさんとして活躍して下さった方々に、そのままモスバーガーで活躍して頂けるように社員から声掛けを行っていけるようにしたいです。キャスト採用でも、中途採用でも、新卒採用でも、モスバーガーで働く人の繋がりで採用が出来るようになることを目指していきたいと思います。

最後に

今回は「アルバイト・新卒・中途すべての領域で展開するモスストアカンパニーの“リファモス”」というテーマで株式会社モスストアカンパニー様のMyRefer導入事例をお伝えさせて頂きました。

採用難の時代で、最も採用に苦しんでいる業界の一つである飲食業であるが故に、新たな採用手法を模索している企業様は多いかと思います。
また、既にリファラル採用を取り組んでいるものの、現場への制度の浸透が進まなかったり、現場に負担がかかりすぎてしまって上手く紹介が進まないという企業も多いのではないでしょうか?
日々の業務で忙しい飲食業だからこそ、紹介を行う側の負担を軽減することと、如何に管理工数を減らすことが出来るかが重要になって来るかと思います。

社員の負担と管理工数の削減を実現できる可能性があるリファラル採用にご興味があれば、ぜひご導入を検討してみてください。
リファラル採用にご興味のある企業様は以下よりお問い合わせください。

2018年6月22日開催 無料セミナー受付中!
【成功企業に学ぶ!外食・サービス業界におけるリファラル採用活性化の3つ秘訣】
https://i-myrefer.jp/media/seminar_7/