「ファン創造」という採用マーケティング活動とリファラル採用の関係性

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「ファン創造」という採用マーケティング活動とリファラル採用の関係性

『リクルートメントマーケティング』や『採用マーケティング』が人事・経営者間でホットワードになってきております。
ミレニアル世代やZ世代と呼ばれるデジタルネイティブが社会に参入し、採用市場でも情報の消費量よりも流通量のほうが過多になり、企業は従来のような採用手法では足に人材を獲得することができなくなっているためです。
企業に今求められる事は、採用ターゲット(潜在層含む)に対し、自社の情報を認知させ、理解を深め、興味喚起し、ファンになるまでの関係性を育むことです。

そこで今回は

  • 組織と個人の関係性が変わり、どうやって自社を採用ターゲットにブランディングしていけばいいか打ち手に悩んでいる
  • 採用マーケティングと言っても、何から始めていいのかわからない
  • 採用広報や、インターナルブランディングの目標設定方法がわからない
  • 採用広報施策の成果指標が測れず、PDCAが回りにくい

このようなお悩みをお持ちの採用マーケティングを本気で取り組みたい企業様が、採用マーケティングやブランディング活動においてリファラル採用のメソッドを取り入れていただくことで活路を見出していただくための資料を用意しました。

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採用候補者を取り巻く環境の変化

情報の流通量は近年爆発的に増加し、2005年から2013年にかけて2万倍に増えました。しかし、流通している情報量に対して消費量は大きく増加しておらず、採用候補者は多くの情報の中で取捨選択しながら情報取集しています。その中で表面的なハード情報よりも、よりリアルで生々しい情報に価値が置かれています。
リアルで生々しい情報を保有している社員や元社員に対してのコミュニケーションを意識し、ポジティブな情報発信をしてもらう事が必要になっているのです。

採用マーケティングとは 成功させるためのポイントとは

採用マーケティングは、ターゲットである候補者を獲得するためのアプローチ方法という見方もありますが、それだけでなく入社後に活躍してもらうために最適な人材配置をどう考えるべきか、即戦力の退職者や、転職後スキルアップした元社員にどうやって自社に戻ってきてもらうのか(アルムナイ採用)など、採用前から退社後に至るまで「社員候補」「社員」「元社員」と友好な関係を保ち続けることが成功させる近道です。
つまり、社内外の自社のことを好きになってくれる「ファン」を創造していくことがカギになっています。
これまでの採用活動は採用候補者からいかにして応募を獲得し、入社決定にいたるかという一過性のいわゆる「リクルーティング」活動でしたが、現在求められている採用活動は、会社や採用事実を認知させ、どうやって興味をもって応募検討してもらうか、採用後に生産性を上げる(活躍してもらう)にはどうすればよいか、という選考開始前から入社後(退職後)まで持続可能なコミュニケーションが求められるのです。

「ファン」を創造するためには社内広報が必要不可欠

社内外の「ファン」を創造するためには社内広報活動が重要です。
社内広報(インターナルコミュニケーション)は企業が自社の社員に対して行なう広報活動のひとつです。本来企業が社会にメッセージしたい本当の価値を知っている社員や元社員に対してのコミュニケーションを意識し、ポジティブな情報を発信してもらうことが、リアルで生々しい(現代において価値の高い)情報を求職者に伝えることが可能となりますし、正しく自社の価値や魅力が伝わるための近道となります。
企業の持続的な発展のためには、社員全員が共通の意識をもち、行動することが重要です。そのためにも、社内広報が果たす役割は非常に大きなものになります。

社内広報、採用広報の成果向上のために

社内外の「ファン」を創造するためには社内広報が重要であるとお伝えしましたが、社内広報の目標設定やそれを達成するための指標(KPIやKGI)に悩む人事、広報担当者も少なくありません。
そもそも社内広報の目的は企業によって変わりますが、

  • 企業理念やビジョン、ミッション、バリューなどの理解促進・浸透をはかるため
  • 部署間、社員間の相互理解を促進するため
  • 日々アップデートされる経営情報を共有するため
  • 社内コミュニケーションの活性化するため
  • 会社の文化、風土の醸成するため
  • 倫理観やコンプライアンスなどのマインドを醸成するため

などが考えられます。
しかしながら、社内広報を実施する際に「何の情報を提供するか」「誰に情報提供すればいいのか」「いつ、どれくらいの頻度で情報提供するか」「どのように成果を計測していけばよいのか」というポイントが各企業様の課題(悩み)として挙げられるケースが多いのではないでしょうか。
本資料では、社内広報におけるKGIの設定を行うことによって、いつ誰にどんな情報を提供し、成果はどうだったか計測していくために、社内広報施策のKPIやKGIをどのように設計し、計測していけばいいのか、リファラル採用との関係性を説きながら、メソッドをご紹介します。

ダウンロードできる資料の内容

  • 採用マーケティングの構造と成功ポイント
  • 社内、採用広報の重要性と、KGIの設定ヒント
  • リファラル採用によって実現するファンの創造とブランディング
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