【調査レポート】コロナ禍の転職意向調査

更新
コロナ禍により、企業ではリモートワークの一般化、個人では先行きの不安感の増加など、企業と個人の関係性に大きな変化が生じています。その結果、エンゲージメントや生産性の低下、離職の増加、採用においての決定率(承諾率)の低下などの課題が表出しています。
今回の調査レポートでは、それらの課題の解決のために求職者の転職意向の観点から調査を実施し、コロナ禍の転職市場の実態を明らかにし、実態に即した課題の解決方法を導き出しております。

調査概要

調査概要

  • 調査期間:2021年5月26日~2021年5月31日
  • 調査対象:従業員数30名~1000名以上の会社の従業員
  • 有効回答数:1000名
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査主体:株式会社MyRefer

調査項目

  • 1.コロナ禍転職の実態/転職の検討状況や転職活動結果は?
  • 2.コロナ禍転職のインサイト/コロナ禍で転職を考えたきっかけや、転職をしなかった理由は?
  • 3.コロナ禍の転職情報収集/情報収集した転職チャネルと、決めたチャネルの違いは?
  • 4.リモート転職の決め手/コロナ禍で転職の決め手となった企業の特徴や取得した情報は?
  • 5.ハイレイヤーの転職手法/高年収レンジや役職者クラスの転職手法や情報収集方法は?

転職の検討状況や転職活動結果は?

コロナ禍で8割の人が転職を考えたものの、転職をしたのは1割

コロナ禍では約8割の人が転職を考えた一方、実際に転職をしたのは1割と、多くの方が考えたものの実行しないという状況が分かりました。コロナ禍の転職意欲の高まりが見えるものの、実際に転職をするにはハードルがあることが分かります。

コロナ禍で転職を考えたきっかけや、転職をしなかった理由は?

転職を考えた理由は「将来性への不安」、「働き方を変えたい」、「キャリアを見つめ直した」

コロナ禍に転職を考えた三大理由は、「会社や事業の将来性に不安を感じたから」、「働き方を変えたいから」、「自分のキャリアを見つめ直したから」。コロナで将来への見通しがつきにくい中、テレワークの普及などにより内省の時間が増えたことから、8割の人が転職を考えていたと考えられます。

実際に転職するうえでハードルになったのは「転職活動の手間」や、「最終的な決め手の欠如」、「働き方をイメージできない」

転職を考えたけれど最終的に転職をしなかった7割の人の三大理由は、「転職活動をする時間と手間がかかる」、「最終的な転職の決め手に欠けた」と「入社後の働き方や仕事へのイメージがつかない」。実際の転職活動には腰が重く、転職するための決め手やイメージなどリアルな情報が足りていないこともハードルとなっています。

情報収集した転職チャネルと、決めたチャネルの違いは?

求人サイトやハローワーク、エージェントを中心に情報収集、企業のHPや友人の情報も活用

求人情報サイトやハローワーク、エージェントなどの一般的な転職チャネルでの情報収集が中心な一方、企業のHPや知人・友人からの情報収集を行う人の割合が15%程度いるなど、情報収集も多様化していることが分かります。

転職活動をした人の20%がリファラル採用で転職。エージェントよりも高い結果に

コロナ禍に転職先を決めた方法は、「採用求人サイトから応募」、「ハローワーク」、「知人・友人の紹介」、「エージェントの利用」です。情報収集は求人サイトやハローワーク、エージェントを中心に行うものの、実際の転職ではコロナ禍で転職活動をするハードルの高さから、知人・友人の紹介(リファラル採用)がエージェントを上回る結果になりました。

コロナ禍で転職の決め手となった企業の特徴や取得した情報は?

コロナ禍の転職の決め手は、働きやすい環境と仕事内容

働きやすい環境と仕事内容が一番の決め手となっています。しかし、コロナ禍でリアルで生々しい情報を手に入れることが難しい一方、社員の人柄や知人・友人からの情報などカルチャーマッチが決め手になる方も一定数いる事が分かりました。

最も決め手になったことは働きやすい環境、仕事内容、給料、知人・友人からの情報

最も入社の決め手となった企業の特徴についても働きやすい環境と仕事内容が一番の決め手となっている一方、社員の人柄よりも知人・友人からの情報が最大の決め手になるケースもあることが分かります。

高年収レンジや役職者クラスの転職手法や情報収集方法は?

役職が高い人ほど、コロナ禍の転職活動において知人・友人から企業情報を収集

実際に転職した方の役職レイヤーで調べると、役職レイヤーが高い人ほど友人や知人経由で情報を集めていることが分かりました。転職者の役職レイヤーが高ければ高いほど、転職の検討に必要な情報が一般に公開されていないことも多く、だからこそ信頼できる友人・知人からの情報の重要性が増すことが分かります。

年収800万円レンジを超えると、知人・友人より企業情報を収集する比率が高まる

年収で分けると、年収800万円レンジから大きく知人や友人経由の情報収集比率が高まることが分かりました。前項の役職レイヤーも含め、高年収レンジや役職者クラスの採用については友人・知人からの情報の活用が重要ということが分かります。

年収レンジの高い層では、リファラル採用による転職が半数を超える

実際に入社決定した転職活動方法ではさらにその傾向が強まり、友人・知人からの情報によるリファラル採用での入社が半数を超えることが分かりました。

調査サマリとソリューション

コロナ禍転職では、会社や事業の将来性への不安、働き方や自分のキャリアを見つめ直したことから8割の人が転職を考えたものの、実際に転職をしたのは1割にとどまることが分かりました。
情報収集や転職活動チャネルは求人サイトやハローワーク、エージェントが中心で、5人に1人は知人・友人の紹介で転職活動をしています。リモート転職の決め手は働きやすい環境>仕事内容>給料>知人・友人からの情報、ということも分かりました。また、ハイクラス・高年収レンジであればあるほど知人・友人経由で転職活動情報を収集し、リファラル採用で転職活動が完結している事も分かりました。
調査結果から予測される今後の課題と方針について、資料中に記載をしております。ぜひ下記リンクより無料ダウンロードをしていただき、貴社の採用手法の策定にご活用ください。

資料ダウンロード