【社長インタビュー】経営理念「食の喜びの創造」を実現する。地域密着の外食企業・入船がリファラル採用に取り組む理由

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株式会社入船
代表取締役社長 入江 建介 氏
従業員数: 950名(正社員105名、アルバイト845名)
事業概要:

・給食事業
・レストラン事業(「ごちそう村」など29店舗の運営)

今回は、フードサービスエリアリーディングカンパニーを目指す、株式会社入船様の導入事例をご紹介します。大正5年から兵庫・大阪を中心に地域に密着した経営を行う同社が、中途・アルバイト採用においてリファラル採用に注力する理由と展望について、代表の入江氏にお話をお伺いしました。

導入背景:「自然に集まる」採用を目指して

採用の目標と方針をおしえてください。

当社は年間でアルバイトの方を600名、中途社員を20名採用しています。理念である「食の喜びの創造」を実現するため、「自然に集まる」という採用テーマを掲げています。

「自然に集まる」とは、入船でやりがいを持って働くことで「友人に紹介したいな」と思ってもらうことや、入船が持つ雰囲気や従業員の笑顔に触れることで「ここで働いてみたい」、「また来たい」と思ってもらうことです。これを実現するために、職場環境の改善やサービスの品質向上に取り組んできました。

例えば、「自然に集まる」ための取り組みとして、一時期は店舗にお店作りのこだわりがつまった冊子と応募用紙を置いて、お店を利用したお客様からの採用を募ったこともありました。しかし、それだけではあまり応募につながりませんでした。

現在の採用課題、そしてリファラル採用に取り組む理由を教えてください。

現在は主に求人広告を利用していますが、年々パートナーの方の採用が難しくなっていると感じています。当社は兵庫・大阪を中心とした地域密着型の店舗運営をしていますが、郊外にある店舗の場合は特に採用が難しく、なかでも若年層の採用が課題です。

また離職率も課題の一つです。昨年から店長会議で対策をディスカッションしてきて、受け入れ体制や店長からパートナーへの声がけ、個人面談などに取り組んでいます。入社後3ヵ月の退職率を1年かけて35%から20%にまで下げることができましたが、引き続き離職率を下げることにも注力しています。

これらの課題を解決する一つの手法として、また「自然に集まる」を体現できる手段として、リファラル採用を強化することとなりました。採用はもちろん大事ですが、テクニック論だけではなく「入船で働いてみたい」と思ってもらうお店作りを一番に考えています。

選定理由:パートナーまで情報を届けて、目標達成のために活動状況を見える化する

導入前のリファラル採用活動には、どのような課題がありましたか?

定期的に従業員紹介制度の案内を行っていましたが、全従業員への認知浸透に課題を大きく感じていました。紹介制度があることは知られていると思っていましたが、実際に店舗を訪れてパートナーに聞いてみると「知らなかった」という方が多くいました。3年ほど働いている方でも知らなかったことは驚きでしたね。
店舗によっても紹介制度への認知度にばらつきがあり、本部から一括で発信してもパートナーまではなかなか届きにくいと感じました。

このように認知浸透に課題があったものの、紹介数の結果しか分からず、具体的な数値がないと掘り下げて対策を打つこともできていませんでした。

MyReferを選定した理由を教えてください。

数値目標の見える化

「自然に集まる」という目標を実現するために、数値目標を立てることが重要だと考えたからです。漠然と取り組みをするのではなく、何のための目標数値かを理解してもらいながら、認知率や行動量などの活動状況を数値で可視化して進めることで、最終的に結果につながってくると思います。

多店舗へ情報を伝達

それぞれのお店に紹介制度や求人の情報を正しく伝達するべきだと思いました。
これまでは店長からのアナウンスや社内イベントだけが情報伝達の手段でした。しかし、これらだけでは店舗や人によってばらつきがありましたし、現場の業務が忙しいときには連絡できていない課題がありました。情報をしっかりと全社に行き渡らせるには、本部からの発信がパートナーまで届くように、ツールを使って連絡をすることにしました。

従業員が気軽に楽しくリファラル採用に参加できる仕組み

「なぜやるのか?」という意義目的を共有した上で、いかに楽しく気軽に取り組んでもらうかを考えました。SNSを使って簡単に紹介ができるだけでなく、ギフトもつけて楽しく紹介してもらうことを期待しています。

今後の展望:パートナーもお客様も共感によって集め、フードサービスエリアカンパニーへ

今後の展望を教えてください。

まずはリファラル採用への参加者を伸ばして、母数を増やすための基盤づくりをやっていきます。圧倒的に参加者の数を伸ばして、MyReferのギネス記録を作っていきたいです。

そのために、店長の意識を高めてお店に一体感をつくることが重要だと思っています。例えば、社内の成果発表会でも、店長が「パートナーのために成功させる」という熱意を持って取り組むことで、パートナーの仕事に対する姿勢も変わるんですよね。成果発表会を目標にすることでお店に一体感ができて、「自分を成長させよう」、「お店をよくしていこう」と本気になるきっかけになるんです。それが「入船で働いてよかった」につながっていくんですよね。リファラル採用の取り組みも同じように、店長がいかに意義を伝えてパートナーを巻き込んでいくかが鍵だと思います。

また、コミュニケーションツールとしてMyReferで発信することで、パートナーの方々までフードサービスの意義や楽しさが伝わって、入船への共感を持ってもらえたらと思っています。

「食の喜びの創造」を実現するために、私達は“共感”によって「自然に集まる」人を増やしながら、パートナーやお客様に喜びを実感してもらう。そんな組織づくりに挑戦し続けていきます。

編集後記

今回は、兵庫・大阪を中心に地域密着型で「ごちそう村」などのレストランを運営する株式会社入船様の事例をご紹介しました。

経営理念である「食の喜びの創造」を実現するために、「入船でよかった」と実感できるお店づくりに取り組む工夫と熱い想いを感じました。経営の視点から店長を巻き込み、そして一体感のあるお店づくりをしていくことで、共感で集まる人が増えていくのでしょう。

経営の視点から採用・組織づくりを考えていきたい経営者の方、地域のつながりを活かして採用をしていきたい企業様、ぜひMyReferにお気軽にご相談ください。