リファラル採用で150名!「壱角家」のガーデンは、アルバイトのリファラル採用を軸に社員登用を加速させる

   更新

株式会社ガーデン

株式会社ガーデン_ロゴ
株式会社ガーデン
総務人事部 冨永 亮 氏
従業員数: 正社員504名、アルバイト2,539名(2018年2月時点)
事業概要:

外食事業…ラーメン・ステーキ&ハンバーグなど様々なブランドの展開及び管理業務
ライセンス事業…自社ブランドのライセンス開発業務及び店舗管理業務
不動産事業…事業用不動産関連業務、店舗開発業務及びサブリース業務

アルバイトでのリファラル採用は、実は盛んに行われています。友人にアルバイト先を紹介してもらえば安心感もありますし、一緒に働くことでモチベーションも上がるので、スタッフエンゲージメントの向上にも効果的です。
では、アルバイトでのリファラル採用を活性化させるにはどんな課題があって、どのように取り組まれているのでしょうか?

壱角家、肉寿司など幅広いブランドを全国展開する外食チェーン経営の株式会社ガーデンでは、アルバイトで150名のリファラル採用に成功し、そこから正社員への社内登用にもつながっているそうです。今回は、総務人事部で採用を担当している富永氏に、アルバイトでのリファラル採用や正社員登用についてお話を伺いました。

アルバイト採用はリファラルを含む3軸で。正社員採用は社員登用を強化していく

株式会社ガーデン様インタビュー1

まず、事業内容を教えてください。

冨永氏:
株式会社ガーデンは、飲食店の運営・経営をおこなっている会社です。M&Aを通じて企業再生をしていくことが主な事業で、直営店舗約150店舗、ライセンスFCあわせて約210店舗の経営をおこなっています。

採用目標や手法について教えてください。

アルバイト採用は店舗で予算をもって面接をおこなっており、例年通りだとおそらく2200名弱は採用すると思います。現状はリファラル、媒体、外国籍の方向けの人材紹介の3つの軸で動いており、比較的母集団形成もできているのでこのまま継続しつつ、リファラル採用の比率を上げていく予定です。

正社員採用は、今期200名を目標にしています。採用手法はMyReferを使った社員登用含むリファラル採用と、人材紹介、オウンドメディアリクルーティング、ハローワーク、完全無料掲載など。今年はまだ媒体を使っていません。
特に今後は「社内登用」をより強化していく予定で、200名のうち100名は社内登用で採用していきたいと思っています。

定着率の高いリファラル採用を促進したいが、従来のやり方では課題が二つあった

株式会社ガーデン様インタビュー2

以前から、リファラル採用は行っていましたか?

冨永氏:
もともといくつかの店舗では友人紹介が行われていました。

店舗内でアルバイトの方から店長に「いい人いるんですが、面接してもらえませんか?」と伝えて、面接するような流れですね。その後店舗で採用が決まってから、本社にその情報を紙で送ってもらい、インセンティブを支給するというアナログな仕組みです。

リファラルの応募自体は店舗内で済んでしまう話なのですが、友人を紹介した後のインセンティブを管理するため、いつ・誰を・どこの店舗で紹介したかという情報を紙で本社に提出してもらっていました。

今回リファラル採用を強化してMyReferを導入することになった背景を教えてください。

アナログでリファラル採用していたとき、他の媒体と比較して定着率が高く、イキイキと働いていたことがわかり、大きな手ごたえを感じました。
なので、定着率の高いリファラル採用を全社展開していきたいと考えたのですが、大きな課題が二つあったんです。

①アルバイトの方は、紹介するのに負荷がかかる

アルバイトの方からすると、店長への気回しが必要なところに一定のハードルがあったと思います。例えば、店長は雇用形態も職位も違いますし、シフト的に毎日顔を合わせることができるわけでもない。もし紹介したい人がいても、「店長と会える日を待ちながら、面接をお願いしなきゃいけない」と。

②人事は、正確なデータが蓄積できない

人事からすると、本社に紙が送られてくるまで実態が分かりませんでした。
紹介からインセンティブを申請するまでのフローが一切見えず、店舗内だけで完結してしまうものだったので、「どの店舗の誰がリファラルに興味をもっていて、何人紹介して、どのエリアで活発に行われていて…」などの実態が一切把握できていませんでした。

これらの課題を解決するためにツールを検討して、MyReferを導入することにしました。

他ブランドや他店舗の情報も配信し、アルバイトから社員登用の意向醸成へ

株式会社ガーデン様インタビュー3

最初にリファラル採用の全社導入にあたっては、どんな取り組みをしましたか?

冨永氏:
人事部ではアルバイトの方のメールアドレスを把握していないので、アルバイトの方を巻き込むにあたり、店長や社員の方々に協力してもらえるよう働きかけました。会議や店長ミーティング、場合によっては店舗まで足を運んで、しっかりとリファラル採用の意義を理解していただくための落とし込みを徹底しました。

また、紙でのリファラル採用の申請は廃止して、「MyReferを通じて応募しないと、友人紹介できない」仕組みにしています。友人を紹介したい・紹介してほしいときにはMyReferを必ず使うように、戦略的にインフラとして使ってもらうようにしていますね。

これらの取り組みにより、現在ではアルバイトの方にも浸透してきています。

アルバイトの方を巻き込む工夫をしていたのですね。今はどんな取り組みをされていますか?

年に一回ある総会のように全社員が集まる場所でプログラム表に一枚リファラル採用のメリットやMyReferの制度を書いたチラシを織り込むなど、こちらからのアプローチは繰り返し繰り返し行っています。

また、紹介率を高めるためのお知らせメールも月に2回は配信しています。社員やアルバイトの方の開封数やクリック数を確認して、より興味をもって見てもらえるように工夫しています。特にクリック数を伸ばしていきたいと思うので、各店舗や社員ごとの数値をみてロイヤルティを分析しながら、社員が興味を持ってよみたくなるような社内コミュニケーションを実践していきたいですね。

社員登用の強化にはどのような取り組みをしていますか?

自分の店舗だけでなく「株式会社ガーデン」を知ってもらうために、「『壱角家』で働く方に、『肉寿司』の情報を伝える」というように、他ブランドや他店舗の情報も告知するようにしています。そのことが、会社理解や今後のキャリアを考えることにつながっているかなと思います。

つまり、リファラル採用の促進だけでなく、社員とアルバイトの方とのコミュニケーションツールとしてMyReferを活用しています。今後もコミュニケーションを工夫することで、社員登用の強化につなげていきたいです。

アルバイトのリファラル採用は倍以上の150名に

株式会社ガーデン様インタビュー4

リファラル採用の成果はどうでしたか?

冨永氏:
去年実績でいうとアルバイトは150名弱、社員は社員登用も含めて53名採用できました。アルバイトはMyReferを使う前に比べて倍近くは伸びています。友人紹介だと必ず面接にもいらっしゃるので面接設定率も上がっていますし、リアルな事前情報をもった上で面接に来られるので採用率もかなり高くなりました。

また、MyReferを導入したことで、課題の1つであったアルバイトの方の紹介の負荷が圧倒的に下がったと思います。事実、紹介率は導入前に比べて倍になったので、店長や本部と調整しなくても自分の好きなタイミングでSNSで簡単に紹介できるようになったのが良い結果を生み出したと思います。

人事としても、正確な数値がリアルタイムで見られるようになったことで全社でのリファラル採用促進に大きくつながりました。本社に送られてきた紙を見て「この人がたまたまいい人いたから紹介してくれたのかな?」くらいにしか分からなかったのが、「どれくらいの参加率、どれくらいのアクティブユーザーがいて、各店舗でどれくらいの実績があるのか」を測れるようになったので、戦略的に促進活動を進めることができました。

おすすめしたい会社作りをして、リファラル採用一本で会社が成り立つように

最後に、これからの目標や取り組みたいことを教えてください。

冨永氏:
リファラル採用に関しては今後半永久的に続けていかなければならないものになっていくと思います。アルバイトでも社員でも、いつまでも媒体での応募を待ち続けるのは危険な状態になってきていると。続けていくための根拠として数値が大事なので、リファラル採用ツールを今後も今以上に活用していきます。

今150名弱の採用実績が出て、全採用の10%近くにきているので、さらなる目標として40%くらいはいかなければと思っています。アメリカはリファラル率85%くらいあると聞いていますし、日本のアルバイト採用でもリファラル60%実現できている会社もあるそうなので我々も目指していきたいですね。

そのためには、例えば壱角家で働くアルバイトの方が「私がやっているバイト先ラーメン屋なんだよ。こんなところが魅力的で働いているから一緒にやらない?」と堂々とおすすめできるような仕組みや制度作り、ニュースの配信も大事だと思っています。魅力を感じてもらえる会社にしないと、リファラル採用4割は達成しないのかなと思うので。面白い会社を創っていけるように社内報や社内イベントを充実させたり、制服を変えたりなど、いろいろな取り組みを検討しています。

そして人材確保のために採用、定着、離職防止がある中で、リファラル採用をしつつ社員のエンゲージメントを高めて、定着をより強化していきたいですね。最終的には、リファラル採用を強化すれば勝手に循環するシステムが出来るように、リファラル一本で会社が成り立つようにしていきたいです。

編集後記

今回は、アルバイトから社内登用までリファラル採用に取り組んでいるガーデン様の事例をお伝えしました。

アルバイトで友人を紹介することはよくあることだからこそ、ハードルをなくして簡単に推進できるようにすることが鍵だと分かりました。これからはガーデンさんのように、「リファラル採用でアルバイトを採用し、社内登用で社員を採用する」流れが主流になってくるのではないでしょうか。お互いをよく知る信頼関係を活かしたマッチングが増えるように、引き続きMyReferとしてもサポートさせていただきたいと思っています。

アルバイトのリファラル採用にご興味があれば、ぜひMyReferにお気軽にご相談ください。