仲間集めからインバウンドの人気店に!?店舗のファンをつくる、東京レストランツファクトリーのリファラル採用

更新
東京レストランツファクトリー株式会社

東京レストランツファクトリー株式会社_ロゴ
東京レストランツファクトリー株式会社
人事部長 岡田 隆則 氏(左)
人事部 マネージャー 中澤 正樹 氏(右)
人事部 仲光 歩 氏(中)
従業員数: 正社員260名/パート・アルバイト600名(2019年7月現在)
事業概要:

飲食店の経営

今回は、「日本のファンをつくる」というミッションのもと、高級焼き鳥×世界のワインの『鳥幸』や日本酒の温度飲みの『ぬる燗佐藤』といったブランド飲食店を経営する東京レストランツファクトリー株式会社様のリファラル採用に関する事例をご紹介します。

人手不足といわれる飲食業界のなか、東京レストランツファクトリー様では「リファラル採用」だけでアルバイトの人員が確保できるようになった店舗もあるそうです。人事部の岡田氏、中澤氏、仲光氏に、リファラル採用に取り組む目的と、店長を巻き込みどうやってリファラル採用を促進しているのかをお伺いしました。

人手不足の飲食業界では、リファラル採用が話題に

インタビュー風景2

リファラル採用に取り組み始めた背景を教えてください

岡田氏:
ここ2、3年で人手不足が顕著になり、飲食業界全体を取り巻く環境が厳しくなっていました。その中でも年間70名~100名ほど採用しなければいけないので、採用が難しい上に採用にかかるコストもかさんでいました。そのような中、飲食業界の交流会などで新しい採用手法の「リファラル採用」は話題になっていたんです。

なるほど。これまではどんな採用手法をおこなっていたのでしょう?

中澤氏:
広告媒体と人材紹介会社です。媒体はいろいろ試していますが、なかなかいい媒体にあたるとは限らないですね。媒体に掲載しても、全く応募がこないこともまれにあります。また応募が来ても連絡がつく方が半分、その中で面接に来てもらえる方も半分ほどです。採用に至るまでの人事の工数がかなりかかっていました。

そこで、まずはツールを使わずリファラル採用に取り組みはじめたんですよね。

岡田氏:
はい。1年前に「友人紹介して、入社したら5万円」という制度を作りました。ただ、制度を作ったものの全然広がっていなかったですね。アルバイトの方は、ツールもなにもない中では紹介に手間がかかるし、どうやって声をかけたらいいかも分からなかったと思います。
また我々としても、どの店舗でどれくらい知られていて、活動できているのかが分からない状況でした。

ツールを使わずリファラル採用をしてみて、手ごたえはありましたか?

岡田氏:
半年で10名ほどしか採用できていないので、ツールを使わずリファラル採用を促進するのは難しいと思いました。

でも、手法として「リファラル採用」には手ごたえを感じていました。他の採用手法と比べて、リファラル採用は友人の紹介なので100%面接にいらっしゃいますし、信頼できる人の紹介なのでほぼ100%採用です。またリファラル採用で入社した方は、いまだ1人も辞めていません。

また、自社の採用を自分たちですることで、アルバイトの方々のエンゲージメントも高まることがメリットだと感じました。リファラル採用が自分の会社を誇れることにつながっていくのではないかと。

今回、MyReferを導入した決め手を教えてください

アルバイトの方の手間をなくす

岡田氏:
アナログだとなかなか難しいことが分かったので、アルバイトの方の手間をなくして簡単に紹介できるツールを求めていました。SNSを使ってスピーディに紹介できることで友人紹介の利便性を高めることを期待しました。

人事がリファラル採用を促進する上で、直感で分かりやすいシステム

岡田氏:
今後はしっかり会社の制度として進めていくにあたり、どこまで落とし込みができているか店舗ごとの利用率を可視化したいと思っていました。MyReferのサービスは、直感で分かりやすい分析や使いやすさが一番気に入りましたね。

店長へは経営効果まで伝えて、リファラル採用を最優先に

インタビュー風景3

導入後、どのようにリファラル採用を展開されましたか?

岡田氏:
半年間のトライアルとして、一気に全店舗でMyReferの導入を開始しました。役職者が集まる会議にMyReferの方に来ていただき、MyReferの説明もしてもらいました。また、人事部全員で店長へ、経営としての効果や目的をしっかり伝えました。

中澤氏:
以前制度だけあったときは、「なぜリファラル採用に取り組むのか?」の意識が現場に落ちていなかったんですよね。「友人紹介したら、お金がもらえます」くらいだったので。
現場からすると、人事がアルバイトの方を1人採用するのにどれくらいお金がかかっているかを知らないんです。会社が利益活動をする中で、お店の経費が減らせて、会社でかかるコストが減って、そして自分たちのお給料に還元される可能性もある。そのような経営効果までを落とし込むことがまず大事だと思っております。

それからリファラル採用の浸透にあたっては、どんな工夫をしていますか?

中澤氏:
「会社の制度」の一つとしてリファラル採用に取り組んでもらっています。
店長には、「まずリファラル採用をやってみて、それでも人が足りない場合は採用媒体やエージェントを検討する」というステップを伝えています。人手不足をみんなで解消していく新しい仕組みなので、しっかり実行してもらうことが大事ですよね。

岡田氏:
積極的に取り組んでいる店長は、評価にもつなげていきたいと思っております。
「リファラル採用で1人採用できたからOK」ではなく、「会社の取り組みに対してすぐに実行し、担当店舗のメンバーを自ら発掘・採用し、定着率向上につなげていく」という、一つのプロジェクトとして取り組んでもらい、そこを評価していきたいと思っております。

活動数値をみながら呼びかけ、半年間で58名の採用に成功

インタビュー風景4

半年間取り組んで、成果はいかがですか?

仲光氏:
現在、アルバイトで採用決定が58名出ており、正社員も5名の採用につながっています。店舗の人手不足解消もさることながら、採用単価も明らかに削減されました。

具体的なエピソードがあれば教えてください

中澤氏:
当時、ある店舗では常に人が足りていなかったのですが、店長自らが10人近く紹介してリファラル採用を活性化させたことで、安定した人員で店舗運営ができるようになりました。その後、その店舗はインバウンドのお店として人気になり、トリップアドバイザーの賞を取るまでに至りました。人を集めることが店舗力の底上げにつながり、そして魅力的なお店作りにもつながった例です。

また、予想以上に外国籍の方もリファラル採用に取り組んでくれています。「外国人も働きやすい環境」として、仲間を紹介してくれているようで、アルバイトから社員になった方で10名以上紹介してくれる社員もおります。広告媒体だけでは伝えきれない、自社の魅力ポイントが生の声として伝わってきていると嬉しく思っております。

他にも、既存スタッフが積極的に紹介したいと思ってくれていることに喜んでいる店長の話も聞きます。アルバイトの方が自分の友人と働きたいと思うのは、いいお店作りができている証ですよね。

ツールを入れて効果は上がりましたか?

仲光氏:
アルバイトの方が手間なく紹介しやすくなったため、応募は6倍以上に増えていますね。ツールを使って、人事部からアルバイトの方に定期的にコミュニケーションを取ることもできるようになりました。

中澤氏:
MyReferでどの店舗がどれくらい活動できているか、見える化できるようになったので、全店舗への浸透はとても進めやすくなりました。店舗ごとにリクルーターの登録数や応募数をみながら、「なぜ登録できていないのか?」、「応募していないか?」などボトルネックを明らかにして、適切なコミュニケーションを取ることができています。

また、今回のシステムを使ってインセンティブの支給も事前に漏れなく伝えられるようになりました。「今月の給料に紹介料がいくら入るよ」と伝えられると、リファラル採用をすれば本当にお礼がもらえるんだと認識してもらえます。
今後はインセンティブの合計額をMyReferの配信機能でお知らせして、採用に協力してくれた分、人事からも何か還元していきたいと考えており、さまざまなアクションプランを伝えていきたいと思っております。

「日本のファンをつくる」ために、店舗のファンをつくっていく

インタビュー風景5

今後の展望を聞かせてください

岡田氏:
半年間のトライアルを通じて成果も出たので、今後よりリファラル採用を加速させていきたいと思っております。
今回、会社の制度の一つとして取り組むことで、経営に対して相乗効果が得られることを実感しました。経営陣にも「新しい取り組みをしている」ということ自体を評価してもらっています。

経営に対する相乗効果とは、どのような部分ですか?

岡田氏:
リファラル採用をすることで、「採用」と「エンゲージメント」の相乗効果につながっていると考えます。店長自らメンバーをリファラルで採用し、トリップアドバイザーを受賞したお店もそうですが、そういう店舗が増えてくれば、成功事例を他のお店にも共有し、もっといいお店作りを広げていけると思っております。

最終的には、リファラル採用以外の採用チャネルをなくしてもやっていけるようにしたいです。人と人とのネットワークは可能性が無限だと思うので、みんなでその可能性を共有して、どんどん広げていきたいです。
弊社のビジョンである「日本のファンを作る」を実現するために、まずは店舗のファンをつくるところから始めていきます。

最後に

今回は、飲食業界でアルバイトのリファラル採用に取り組む、東京レストランツファクトリー様の事例をご紹介しました。

「日本のファンをつくる」ミッションの一歩目として、店舗のファンを作っていく素敵な想いを感じました。会社の経営の視点から意義をしっかり伝えることで、店長が前向きにリファラル採用に取り組んでくれていて、それがいいお店作りにもつながっているのでしょう。

アルバイトの採用を強化していきたい企業様、店長とアルバイトのエンゲージメントを高めていきたい企業様、ぜひMyReferにお気軽にご相談ください。