採用活動におけるSNS活用のポイントとリファラル採用での活用方法

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昨今SNSは人々にとって当たり前の存在となってきていますが、採用活動ではどのように活かせるでしょうか。もちろんSNSにはメリットばかりでなく、ならではのリスクもあります。
今回は採用活動におけるSNS活用のメリットや注意点をソーシャルリクルーティングやリファラル採用に関してお伝えします。

目次

  1. ミレニアル世代の社会進出による採用市場の変化
  2. 採用活動でSNSを利用するメリット
  3. 採用活動でSNSを利用するデメリット
  4. メディア別にみるソーシャルリクルーティングの手法と事例
  5. リファラル採用におけるSNSの活用

ミレニアル世代の社会進出による採用市場の変化

2000年以降、インターネット環境が整った頃に育ったミレニアル世代の社会進出によって個人と企業の関係は大きく変化するようになってきました。
ミレニアル世代の人々はパソコンよりもスマートフォンやタブレットを駆使しており、FacebookやInstagram、Twitterを好み、友人とつながる連絡手段としてLINEを活用しています。
今やコミュニケーション手段として、40代以下の世代でSNSとメールの位置づけが逆転しかけている時代(※)です。

総務省|平成30年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書概要

そのため、従来はテレビや新聞といったマスメディアの発信が力を持っていましたが、SNSの発展に伴って個人のメッセージやクチコミが大きなトレンドを生み出すようになりました。

企業から個人へパワーシフトが起きているのです。

採用においても同様です。
企業から一方通行の発信をするだけではなく、SNSを活用して個人と双方向にコミュニケーションをとることやクチコミを広げてもらうことが重要になってきました。

実際に、民間企業や特許庁、地方自治体まで採用情報をSNSで発信するようになっています。
もはや個人のみならず企業さえSNSと切っても切れない関係の時代に突入しているのです。

採用活動でSNSを利用するメリット

若年層へのアプローチ

採用活動において最もSNSの効果が期待されるのは新卒採用においてです。若年層にとってSNSは必須のコミュニケーションツールであり、就職活動においても仲間同士、SNSで情報収集しています。企業はSNSを介して社員の声などの情報を発信することで学生との距離感を縮めることができます。

情報の拡散力

SNSの根幹である「多数の人と情報を共有する」リツイートやシェア機能は採用活動においても同様に有効です。
たとえば新卒採用のケースであれば就活中の学生が、企業が発信した情報に興味を持ち、「面白い記事があったから見てみなよ」と同じ就活生の仲間にシェアすることで、多くの人に情報を届けることができます。

候補者の人柄や経験を知ることができる

SNSでは普段の様子を発信しているケースが多いので、面接という短い時間では把握しきれない候補者の人間性・志向性についての理解を深めることができます。
今や、SNSで発信することが個人のブランディングにつながり、採用のスカウトを受けることが増えてきています。

企業のブランディングにつながる

求人広告等で仕事のハード面だけしか打ち出していない企業とSNSで現場の様子等ソフト面を発信している企業では、候補者の企業に対する印象は大きく変わってくるでしょう。情報が溢れている時代ですからよりリアルな情報が求められているのです。

未来の採用候補者と継続的につながれる

今は転職意思がない人や、転職活動を数年先に控えている学生が企業に興味を持ってくれている場合、SNSを通じて気軽につながり続けてコミュニケーションをとることができます。すぐには採用にならなくても、転職や就職ニーズが生まれた際に効果的なアプローチを実施することができます。

採用コストを抑えられる

SNSには無料で利用できるものが多いです。これは他のメディアにはない強みであり、新たな施策として簡単に取り入れやすいというメリットになります。

採用活動でSNSを利用するデメリット

前項で採用活動におけるSNSのメリットについて解説しましたが、もちろんデメリットもあります。

工数が大きくかかる

SNSの運用には非常に大きなパワーが必要です。SNSは新着情報から表示されていきますからコンテンツの更新頻度が下がるとすぐに埋もれてしまいます。多くの注目を集めるためには頻繁に更新する必要があるのです。

さらに企業が情報を一方的に発信する求人広告と違い、SNSは双方向のコミュニケーションなのでレスポンスや連絡があった際には対応する必要もあります。すぐに対応しないとマイナスイメージが拡散されてしまう可能性もあるので企業にとってリスクといえるでしょう。

ネットリテラシーが必要

SNSを通じてコミュニケーションする際には炎上するリスクを考慮したうえで内容を考える必要があります。不特定多数の人に接点があるSNSでは、注意していても投稿が意図せず炎上する可能性もあるのでダブルチェックで対策するのが良いでしょう。

コンテンツに魅力が無いと効果が出ない

単純にコンテンツを更新し続ければ効果が出るわけではありません。
業界の情報や企業の魅力、現場のリアルな声などユーザーの興味を引くようなコンテンツを発信していかなければならないのです。

メディア別にみるソーシャルリクルーティングの手法と事例

ここまでSNSのメリット・デメリットについてお伝えしてきましたが、続いてメディア別にSNSを活用した採用、ソーシャルリクルーティングの手法と事例をご紹介します。

Facebook

Facebookのメリットは原則実名登録という情報の信頼性です。
活用している企業は採用専用ページを立ち上げて情報を発信しています。

Twitter

Twitterの強みは拡散力による話題性です。運用者が魅力的なキャラクターをつくり個性的な投稿をすることで話題性を呼び込めます。採用活動では本音でリアルな情報の発信や専門的な情報を発信することで親和性の高い候補者集めに向いています。ただ話題性が高い分炎上リスクも高いので運用には細心の注意が必要です。

Instagram

Instagramのメリットは写真や動画を活用し、企業の魅力を視覚的に訴求できる点です。そのため採用に限らず企業のブランディングを行うのに適しています。

LINE

LINEはもはや国内では当然のコミュニケーションツールとなりました。LINE@(LINE公式アカウントと統合)を活用することで情報発信やコミュニケーションができます。また新卒採用に特化したLINE採用コネクトというサービスもあります。

リファラル採用におけるSNSの活用

リファラル採用においてSNSは社員が友人・知人を紹介する際に簡単にコミュニケーションを行うための手段として有効です。

LINEで特定の人に紹介することはもちろん、TwitterやFacebookを使うことで多くの人に一気に見てもらうことができます。たまたま投稿をみた友人が転職を考えていたことも起こりえるでしょう。

コミュニケーション手段の主流がSNSになっているからこそ、リファラル採用情報を簡単にSNSに送ることができると紹介の手間が大幅に減ります。
リファラル採用ツールを導入しSNSに連携させることで、社員の紹介活動における負荷を減らし、リファラル採用を効率的かつスピーディに実現することも可能です。企業の事例も紹介します。

また、社員が友人に伝えるべき内容をいかに簡単でクリアに伝えられるかも、成功させるための重要な要素です。。場合によっては、社員が紹介したいと思っている友人がいても、求人情報を調べる手間がかかると紹介を諦めてしまうかもしれません。
そういった機会損失を防ぐためにリファラル採用の仕組みやフローを設計し体制を整え、社内周知で浸透を図っていく必要があります。

リファラル採用の制度設計や推進方法については各種資料を取り揃えておりますのでぜひご参照ください。

資料ダウンロードページ

SNSを活用して採用活動を促進しましょう

今回は採用活動におけるSNSの有効性と注意点についてお伝えしました。SNSは法人にとっても個人にとっても手軽で便利ですが、その分気を付けて活用していく必要があります。
リスクを踏まえて正しく活用していけば採用活動の成果を加速させることができるでしょう。